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一噌隆之 一噌隆之

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2002年日記
12月26日 昨日はNHKのお正月番組の録画をしてきました。
お客さんは容れずに、客席に照明を設置します。朝からリハーサルを一曲通してやって、すぐに装束をつけて一発撮りです。
二度続けてするのもつらいけど、些細な間違いも無いようにするのに緊張します。
そしてあわてて乱能に行きました。
私は道成寺の地謡でしたが、先生方の本業かと思う程の舞台には、びっくりしました。やはり昔の人は、たくさん稽古をしたんですね、自分の役以外にも。
12月19日 日記を書く暇も無いくらい、というと大げさですが、今年の秋もたくさんの舞台を勤めさせていただきました。
これほど毎日違う曲や地方に行くと、精神的にも肉体的にも疲れます。やはり自己管理が大切ですね。
先日の公演には、皆様暮れのお忙しい中、ありがとうございました。おかげさまにて、好評のうちに無事終えることができました。
笛に続いての二回目で、まだまだいろいろと出し物を考えてはいたのですが、限られた時間の中で違いをみせるのは難しいことです。 もっと十分な時間をとって、ゆっくり楽器を楽しんでいただけるようにも考えていきたいものです。
11月10日 11月に入り、冬らしくなってきました。
冬というと僕らは、乾燥する、ということを感じます。 特に小鼓は一番いやな季節ではないでしょうか。能楽堂の中も暖房でさらに乾燥してしまい、いい音の調子をつくるのが難しいようです。
笛も乾燥は余り歓迎すべきものではありません。多少湿気の多いほうがよくなります。大鼓が音に関してはいいですね。 でも手が一段といたいそうです。
10月30日 昨日、座・スクエア企画公演にて「この花」をさせて頂きました。四人が随分と議論をし、創り上げたと伺いました。
私はとてもよかったと思います。新作によくある凝った演出ではなく、シンプルにまとまったお能でした。 そして何よりも、金春流として一体で創り上げた、という感があり、皆様の思いに感服しました。
神遊でも是非このような催しをしてみたいものです。時間をかけて話し合い、復曲や新曲に挑戦してみたいものです。 能に対する新たなものや、見えなかったものが発見できるかもしれません。
10月21日 十月は素人会が多い月です。社中の方々は一年のお稽古の成果を発表する、大切な会です。
色々なところに伺わせていただきますが、皆さんが本当に能を楽しんでいるということが伝わってきます。
年々難しい曲に挑む姿は、感銘をうけます。そのひと時の舞台をよりよくするために、僕たちは後ろから支えています。
でも、一度舞台に立つと病みつきになるとか、、、
10月7日 おかげさまで20回目の公演も無事終えることができました。ひとえに皆様のいつもながらのご厚情に厚く御礼申し上げます。今回は稀曲で、いかがでしたか?物語はよく知られているものですが、能としては中々出ない曲ですね。囃子の事が多いので、音楽としても楽しめるかなと思い、選んでみました。年一回の本公演は、勉強することが多いです。 来年は何をやろうかな、ご希望があればどうぞ。
9月30日 いよいよ本当に忙しくなって来ました。これだけ催しがあるということはすごいことです。 毎日どこかで能をやっているのだから、観に行く人も大変ですね。でも能をわかるようになるための近道は、 なんといってもいろいろ観ることです。流儀や曲目に偏らず、たくさん観ているうちに、なんとなく心でわかってきます。 その感覚が大事ですよ。
9月 1日 大変更新が遅れており申し訳ございませんでした。 これからはみんなでちゃんと更新します。 ロンドンでのワ−クショップはおかげさまで成功に終わりました。 これが次へのロンドン公演に繋がるといいと考えております。 あわただしく夏も終わりになり、これよりいよいよ演能シ−ズンです。 がんばっていきましょう。
7月14日 皆様のおかげを持ちまして七夕能も成功裏に終わりました。 ありがとうございます。 これからロンドンに行ってきます。ワ-クショップだけですが、後日報告いたします。
 お楽しみに!
4月29日 気候もよくなり、外に出やすくなりました。それ故、4月、5月は素人会が多く、また地方に行く機会も結構あります。 色々なところに行くと、その土地の美味しい食べ物が楽しみです。仕事とはいえ、旅行できるのは気晴らしになります。 先日、映画「スパイ・ゾルゲ」の能のシ−ンを撮影してきました。このような仕事もたまには面白いものです。
2002年
2月16日
皆様、大変に遅れておりました ”神遊公式ホ−ムペ−ジ”が出来上がりました。これからは、神遊の情報はもちろん、能楽全般の時事情報や、メンバ−による日記、または能・狂言に関する質疑応答など、多彩な内容でお送りして参りますので、ご期待下さい。